旧帝国大学

大学群

構成

・東京大学
・京都大学
・東北大学
・九州大学
・北海道大学
・大阪大学
・名古屋大学

レベル帯

S級上位A級下位

概要

設立の経緯

戦前、官僚養成と学術研究を目的に、上記(構成)の順に設立された。

大学に入るだけでもエリートと呼ばれた時代からの最高級国立大学であり、現在も「一流大学」の代名詞として名高い大学群。

正確には上記7校だけではなく、日本が戦前に統治していた京城(ソウル)と台北にも設立されていた。

京城帝国大学は終戦後、各施設がソウル大学へ引き継がれたが、大学としての連続性は同大学自身が否定している。

台北帝国大学は、国立台湾大学と改称され、現在も同国の最高学府として君臨している。

現代の旧帝国大学

現在においても強いブランド力を発揮しており、受験会のみならず一般にも広く知れ渡る大学群である・・・とはいえ大学受験未経験は知らないという意見もあり(超メジャーどころを除けば、どの大学群もそうかもしれないが)。

旧帝国大学出身者で構成される「学士会」というコミュニティも存在しており、会員限定のイベントに参加できたりと、横のコネクションがある。

昔から深い繋がりのある大学群ではあるが、群内での差は激しい方である。上位の大学である程、ワンランクの差は険しいので仕方がないところはある。

序列は時代によっても変化があるが、現在では東京 ⇒ 京都 ⇒ 大阪 ⇒ 名古屋・東北 ⇒ 北海道・九州5段階である。厳密に言えば、名古屋は東北より僅かに優位か。一昔前は「東名九」という括りもよく見られたが、最近は九州大学に元気がない。。。

各帝国の支配領域

地帝のあるところは分かりやすく、一強状態のエリアとなっている。甲信越は、広義には中部地方に含まれることもあるが、名古屋より東京の方がアクセスがいいので、東大の領地となる。

北海道:北海道大学
東北:東北大学
首都圏・甲信越:東京大学
東海:名古屋大学
関西:京都大学&大阪大学
九州:九州大学

また、以下のエリアには旧帝国大学がないため、複数の帝国による共同統治となる。

北関東:東京大学&東北大学
北陸:東京大学&京都大学&大阪大学&名古屋大学
中国・四国:京都大学&大阪大学&九州大学

東北大学は地元東北と同じくらいの学生数が、関東からやってくる。特に地理的に近い北関東は東北大学志向が強くなっており、東北大学の魅力が白河の関を越えて伝わり、その領土を拡大してきている・・・と、綺麗に終わりたいところだが、見方を変えれば、関東勢に侵食されているということでもあり、地元民からすればいい迷惑でもあるようだ(元々の人口比でみると不自然な構成とも言えないが)。詳しくはA級中位大学にて。

石川県・富山県は東大志向だが、京都府の隣県である福井県はどちらかというと京大・阪大・名大志向。北陸新幹線が延伸されれば、東大志向に転換するだろうか?

徳島県・香川県あたりは関西志向だが、西側の山口県・広島県・愛媛県は九州大学への進学が多い。

なお、東大の影響力は多かれ少なかれ全国に及ぶが、首都圏においては早慶というレジスタンスが意外と手強い存在ではあるようだ。

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