A級中位大学

A級中位大学詳細ランク解説

概要(地帝中位+早稲田大学)

地帝中位

地元で1強状態

国立大では、地帝中位クラスの名古屋大学・東北大学が該当する。大阪大学には及ばないものの、軒並み北海道大学・九州大学より難易度が高く、これといった穴場学部学科も見当たらない(強いて言えば看護?)。それ故か、両校ともイジられにくい印象があり、なかなか美味しいポジションにつけているのではないだろうか。

特に名古屋大学の理系は、大阪大学の理系にも迫るほど難易度が高く、勢いが感じられる。東北大学の理系学部もそれに追随するといえる程の高難易度。それぞれ中京・東北地方では別格、もはや神として崇拝の対象となっている。

というのも、両大学ともそれぞれのエリア内で脅威となる相手がいない。中京では名古屋工業大学名古屋市立大学が、東北地方では国際教養大学が、B級クラスという、なかなかの位置にはいるものの、名古屋大学・東北大学のライバルというには正直もう一つ、物足りない。

名古屋大学

東京や大阪にも新幹線でアクセスしやすく(東京:1時間半強、大阪:約50分)、名古屋自体も経済的に元気のある街なので、大手企業の就職等では良い立地にある。旧帝大としては最も新米にあたるが、上記の強みもあり、地帝中位の地位を掴んでいる。

旧帝大の中では学生の地元占有率が高い方であり、中京エリアにおいて絶対的な存在である。教育熱心なご家庭ではとにかくご子息・ご息女を名古屋大学に入れたがり、多くの優秀層にある受験生が同大学を目指す。名大は、地元の優秀な若者達の他エリアへの流出阻止に役立っていそう。

その他エリアとしては、特急列車で比較的アクセスのいい北陸地方や、新幹線で1時間弱で移動出来る関西地方に対しても多少の求心力がある。関西の受験生にとっては、阪大は難しそうだけど神戸大理系はちょっと・・・という者が名古屋大学を選ぶこともある。

理工系の学部が強く、上記の通り難易度もなかなか高いが、近年新設された情報学部という文系理系の垣根を越えた最先端研究・教育も特徴的。

東北大学

東大・京大から続いて3番目に設立された旧帝大であり、長い歴史の中で培われた高い研究力が持ち味。科研費採択件数は地帝トップを誇る。

名古屋大学と同じく理工系が看板学部であるが、同大学とは対照的な特徴もある。それは、地元の東北地方のみならず関東地方から来る学生も同じくらい多いことである。特に北関東出身者の東北大学志向が強くなっており、東京工業大学と筑波大学・横浜国立大学の間くらいの学力(つまりA級クラス)だが、早慶は学費の面で厳しい・・・という受験生の選択肢として東北大学があがってくる。

名古屋大学も候補になりそうだが、北関東から名古屋へ行こうとすると、東京駅で一度新幹線が途切れてしまうので不便なところがあり、仙台ならば東北新幹線で北関東と繋がっているので意外とアクセスが良いのである。北関東のどこから行くかにもよるが、宇都宮~仙台間は約1時間で移動可能。

個人的な印象にはなるが、東北大学出身者は仕事がよく出来る人が多く、理論派で参謀的な役割をこなせるイメージ

名古屋大学 VS 東北大学

地帝No.2はどちらなのだろうか?入試難易度・研究力・就職力・出世力・平均年収でいろいろ比較してみた。

入試難易度
 共通テスト得点率二次偏差値
文系理系文系理系
名古屋大学79.50%77.92%61.958.74
東北大学78.70%77.55%60.057.15
科研費採択件数
 科研費採択数
件数教員1人当たり
名古屋大学 1,819件0.771件
東北大学 2,525件0.841件
有名企業400社実就職率・一部上場企業役員数
 有名企業
400社
実就職率
上場企業
役員数
名古屋大学32.8%274人
東北大学30.4%264人
平均年収
 全体順位
25歳時30歳時35歳時40歳時45歳時
名古屋大学16位8位12位18位18位
東北大学9位12位13位12位14位

※大学別平均年収については、詳しくは下記コラムにて

如何だろうか。研究力の一指標に過ぎないが、科研費採択については件数・燃費ともに東北大学が伝統の力を見せつける。平均年収については、世代により勝敗が入れ替わるがほぼ互角の勝負(東北がほんの僅かだけ優位?)、それ以外は名古屋大学の方が少しずつ勝っていると言えるだろう。

ほぼ同じと言っていいのだが、強いて白黒を付けるならば本当に僅差ではあるが、総合的にみると現時点では名古屋大学が地帝No.2と言えそうだ。ただ、名古屋という立地条件は少なからず優位に働いているはずであり、当サイトでは立地も学歴力のうちという考え方ではあるが、もしそれを差し引くならば、実力的にはかなり伯仲した対決・・・もしかしたら逆転もありうるのか!?くらいになるはずである。

今後も、同じ旧帝国大学として手を取り合いながらも、良き好敵手同士として高みを目指していくことだろう。もはや「どっちが上か」なんて考えること自体が野暮だったかもしれない。  ←  今更

早稲田大学

民間就職では慶應に及ばずだが

詳しくは「早慶」の大学群紹介ページをご覧いただければ幸いだが、日本最高峰私立大学の一角、早稲田大学もこのA級中位大学にランクインしている。

ライバルの慶應義塾大学には、大手企業就職率・OBの平均年収・上場企業の社長/役員輩出実績において現時点では明確に差をつけられてしまっていることから、2022年4月更新時に1つランクが離れてしまった。

しかしながら、職域・地域・年次・ゼミ・サークルなどに応じて1,300もの団体で構成された同窓会「稲門会」によるバックアップもあり、地帝中位や神戸大学とも張り合える程の大手企業就職力を有している。

就職のいい理系が優勢の一流国立大学と互角以上の勝負が出来るところは流石である。また、公務員試験の実績も悪くなく、慶應義塾大学に比べると率ベースでもの数値である。

スポーツ科学部

ちなみに、日本で第2位の学生数を抱えるマンモス大学なだけあり、特徴的な学部も有している。代表的なのは埼玉県所沢市にキャンパスを構える「スポーツ科学部」であり、スポーツに関する医科学・ビジネス・文化などコースは多岐にわたり、「早慶戦」などでスポーツ科学・文化を育んできた経験・知見が活かされている。

2003年に出来た比較的新しい学部という認識が多いが、元は教育学部の体育学が源流であり、64年の東京五輪以来の、そこそこ長い歴史がある。

「有名企業400社実就職率ランキング」の補正においては、スポーツ科学部のような体育関係の学部については補正対象とするか迷いどころであったが、民間企業就職者も多いことから分母除外の対象とはしなかった。だが、仮に当学部を分母から除くと早稲田大学の数値が当然ながら少し上昇し、2つほど順位も上がる。

苦学生が多いというのは“今は昔”らしい

慶應義塾大学に比べると「庶民派」なイメージが強く、確かに当学からJR高田馬場駅にかけてはラーメン屋・飲み屋が立ち並ぶ学生街の雰囲気が漂う。

だが、メインとなる早稲田キャンパスの「大隈記念講堂」は国の重要文化財にも指定される近代建築であり、私学最高峰としての重みと風格を感じさせる。

さらに、同キャンパスの北側には東京の新御三家ホテル「ホテル椿山荘」、大阪発の名門「リーガロイヤルホテル東京」といった高級どころも構えており(どっちもアフターヌーンティーが好評)、多彩な感性・味覚を楽しめるエリアでもある。

参考:早慶中位学部

早慶は学部によって差が激しく、平均的には当ランクといったところ。しかし人脈の広さと、東京に位置するというアドバンテージから就職力は極めて高く、S級大学に準ずる(下手すれば同列))扱いを享受出来ることも。

特に慶応大学の学閥である「三田会」の力はすさまじく、上場企業における役員輩出数は天下の東京大学を抑えて堂々の1位を獲得している(東京大学は2位、3位は早稲田大学)。学歴や人脈というものは就職する際に力を発揮することは言うまでもないが、社会人になった後も、のし上がって出世していくためには無視できない代物である。

どうでもいい話

A級中位大学にはモテる大学・モテそうな大学が揃っている。S級大学のようにあまりにも出来すぎて「頭良すぎて話が合わなさそう」といった異次元感がまだないので、純粋にカッコイイ・お近づきになりたいと思わせるような立ち位置にいるだろう。

特に早慶(そして特に慶応)はとにかくモテる。東大はあまりに異次元感が出てしまう上、早慶だと「お金持ってそう」なイメージも手伝っている。A級上位大学の大阪大学は控えめなイメージが先行してしまうので(個人差があります)、地帝の中でも名古屋大学や東北大学の方がまだ今風に近い感じがあるだろう。各エリアで断トツ一番であるところもモテ要素。

いや、名古屋大学も東北大学も、ひょっとしたら地元では突出しすぎて「宇宙人」なイメージがあるのかもしれないので、違っていたら教えてほしい。

 

関係大学群

旧帝国大学
難関国立10大学
地帝
東京六大学
早慶
早慶上理

関連ランク

A級大学
 ・A級上位大学
 ・A級下位大学

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