2022年4月1日更新について

コラム

期首更新

独自基準により作成している学歴ランキング表だが、2022年4月1日に、年度のはじめということで、やや大掛かりな更新を実施した。

内容としては、

① ランク構成の変更
② 大学個別のランク変更

上記の通り、大きく2種の更新となる。

① ランク構成の変更

まず、当サイトでの学歴ランキングは、各大学群の区分け・位置付けを参考・ベースとしながら、「S級大学」~「F級大学」、さらに「その他」も含めて大きく8段階の構成となっている。

ただ、同じランク内でも多くの大学が属しており、差も出てくるため、上位5ランクについては更に各ランク内で3段階に細分化してランク分けをしている(タダのシュミ)

その3段階とは「上位」「中位」「下位」というシンプルな分け方ではあるが、今回、この分類方法を崩してしまったランクが一つある。

(1)“B級”を4段階へ

当サイトにおける「B級大学」に関しては、もう1段階(準AA級大学へほんのあと一歩)追加して4段階構成に変更させて頂いた。

もちろん他のランクと合わせて綺麗に3段階で揃えたかったところではあるが、3段階ではどうしても辻褄を合わせられなかった部分があったため、やむなくパターンを崩すこととなった。

(2)“D級以下”の変更

また、D級以下でも下記の通り構成変更を実施している。

ランク
D級上位 「日東駒専」「産近甲龍」上位クラス 「日東駒専」「産近甲龍」上位クラス
D級中位 「日東駒専」「産近甲龍」下位、
「外外経工佛」クラス
「日東駒専」「産近甲龍」下位、
「外外経工佛」上位クラス
D級下位 「大東亜帝国」クラス 「外外経工佛」下位クラス
E級 BF以外のFランク大学 「大東亜帝国」クラス
F級 BF大学 Fランク大学

ゴチャゴチャとした対照表で、何だかよく分からないかと思うが、一番特徴的なのは「大東亜帝国」のランク変更である。同大学群は、従来は「D級大学」で拾い上げて「D級下位」ランクとしていたが、今回よりE級大学」へスライドすることとなった。

理由・背景

畏れ多くも、かの著名なブログ「数字作ってみた」様で、当サイトのランク分けをベースとして卒業生の進路民間企業就職市場需給状況について分析・考察された記事が執筆されている。

学歴構成

同記事においては、上から数えて「日東駒専」クラスまてで、大学生の約半数がカバーされてしまうこと、民間企業の求人数に照らせば「“大東亜以下”では景気の状況次第で簡単に比較的大規模な企業からの求人が引いて行ってしまっただろうと予見」されることが示されている。

更にここからは私見だが、従来は、私立大学の定員厳格化の影響により各大学で推薦率が上昇し、一般入試は明らかな難化傾向にあるので「大東亜帝国」もD級で拾い上げようという考え方だったのだが、かといって推薦入学者も含めた各大学の学生数、私立大学全体の学歴構成自体に著しい変化があったとは見受けられず(超過率1.2⇒1.1倍をどう捉えるかだが)、広義にはFランク大学と認識する意見も見られる「大東亜帝国」を「日東駒専」と同じD級のランク内として位置づけることには無理があると判断し、申し訳ないが「大東亜帝国」クラスはE級とさせて頂くこととした。

“BF大学”というのは殆どなかった

そして従来のF級大学とは、K塾基準のBF(ボーダーフリー)大学と定義していたものの、「数字作ってみた」様からもご指摘頂いた通り、全学部学科・入試方式においてBF(ボーダーフリー)となっている大学は珍しく、お恥ずかしいことに従来のF級大学は、学部学科が極めて少ない20超くらいの大学くらいしか存在しなかったのである(←ちゃんと見とけ)。

そもそも従来のF級大学とは、「全ての入試方式がBFである大学」が該当するのか、それとも「一つでもBFの入試方式がある大学」だったら該当するのか、一体どちらなのかという点すら曖昧にしていたままという、いい加減ぶりであった。

したがって、今後はBF有無に関係なく広義・狭義ともにFランク大学はすべて文字通りF級大学に属することとなる。

ちなみに、上の対照表にかかわらず、D級中位・D級下位に残留したり、E級として新たに登場した大学もある。
※ 地元で評判が良いのでFラン扱いは酷・・・など。そのような大学が他にもあったらご教示願いたい

② 大学個別の変更

それぞれ細かい説明は省略するが、各ランクの記事内で出来る限りご説明出来ればと考えている。

全体的な特徴として、高い就職実績を上げている国公立の理系単科大学は軒並みランクアップさせて頂いている。「入試難易度の割に就職が良い大学」が多いので、入口評価(難易度)と出口評価(就職実績等)を合わせて、どのランク落ち着かせればいいのかは悩みどころであったが、どんなに入試が易しくとも「日東駒専」「産近甲龍」水準は下回らないようにしている(ちょっと応急処置的だが)。また、私立大学においても就職のいい「四工大(芝浦以外:ここは元々ケッコー厚待遇だったし ←)」も上昇させている。

色々と細かい上下はあるものの、国公立大学と私立大学の整合性については、現時点で基本的なスタンスに変更はない。詳しくはトップページ、また、当コラムと同時にリリースした下記コラムにて。

ランクを変更した大学

慶應義塾:A級中位⇒A級上位

筑波:B級上位⇒B級準A(新設)
横浜国立 :B級上位⇒B級準A(新設)
東京外国語:B級上位⇒B級準A(新設)
お茶の水女子:B級上位⇒B級準A(新設)
国際教養:B級上位⇒B級準A(新設)
上智:B級上位⇒B級準A(新設)
千葉:B級中位⇒B級上位
電気通信:B級中位⇒B級上位
名古屋工業:B級中位⇒B級上位
岡山:B級下位⇒B級中位
防衛大学校(参考):B級中位⇒B級下位 スミマセン
名古屋市立:B級中位⇒B級下位 スミマセン
京都府立:B級中位⇒B級下位 スミマセン

熊本:C級上位⇒B級下位
九州工業:C級上位⇒B級下位
横浜市立:C級上位⇒B級下位

新潟:C級中位⇒C級上位
小樽商科:C級中位⇒C級上位
岩手:C級下位⇒C級中位
宇都宮:C級下位⇒C級中位
長崎:C級下位⇒C級中位
東京電機:C級下位⇒C級中位
東京都市:C級下位⇒C級中位
工学院:C級下位⇒C級中位
明治学院:C級中位⇒C級下位 スミマセン
都留文科:C級中位⇒C級下位 スミマセン
福島:D級上位⇒C級下位
豊橋技術科学:D級上位⇒C級下位
長岡技術科学:D級中位⇒C級下位

室蘭工業:D級中位⇒D級上位
北見工業:D級中位⇒D級上位
公立はこだて未来 :D級中位⇒D級上位
会津:D級中位⇒D級上位
高知工科:D級中位⇒D級上位
獨協:D級中位⇒D級上位
秋田県立:D級下位⇒D級上位
東京農業:D級下位⇒D級上位
岩手県立:D級下位⇒D級中位
富山県立 :D級下位⇒D級中位
宮崎公立:D級下位⇒D級中位
京都外国語:D級中位⇒D級下位 スミマセン
大阪経済:D級中位⇒D級下位 スミマセン
佛教:D級中位⇒D級下位 スミマセン
神田外語:D級中位⇒D級下位 スミマセン
神戸女子:D級中位⇒D級下位 スミマセン

大東文化:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
東海:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
亜細亜:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
帝京:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
国士舘:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
摂南:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
神戸学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
追手門学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
桃山学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
北星学園:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
新潟国際情報:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
金沢星稜:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
武蔵野:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
拓殖:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
産業能率:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
東京家政:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
跡見学園女子:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
実践女子:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
白百合女子:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
関東学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
フェリス女学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
千葉商科:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
愛知学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
名古屋外国語:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
名古屋学芸:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
椙山女学園:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
金城学院:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
安田女子:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
広島修道:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
広島工業:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ
福岡工業:D級下位⇒E級 ゴメンナサイ

東北福祉:E級 新規追加
岐阜聖徳学園:E級 新規追加
松山:E級 新規追加

BF以外のFランク大学:E級⇒F級 ゴメンナサイ

 

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