S級中位大学

S級中位23 詳細ランク解説

概要

京大のみ

ここも説明不要

京都大学が該当。当クラスもこの1校のみ。東大には敵わないが一工には確かな差をつける、確固たるNo.2
※ 関西における京都大学の位置付け(関西人の認識)については、下記コラム(関西における学歴ランク)参照

つまり上に行けば行く程、階段一つ上るのが大変になる。文系では二次試験で社会に挑む必要があり、理系も国語があるという、とんでもない重量入試

西の最高峰

年度にもよるが、S級下位大学に位置する一橋大学とは、難易度的にはそこまで大差はないと言われる。ただしそれはあくまで入学するための難しさであり、一橋大学の場合は関東の最上位層を東大に根こそぎ取られるのが辛いところ。

関西の天才たちも東大や難関医学部を目指すのだが一定数は地元の関西に残るので、東大に比べると機会は狭まってしまうものの、京都大学でも国宝級の鬼才たちとお知り合いになり、強固な人脈を築ける可能性がある。

そのような意味では、一工・早慶に比べると京大・地帝といった各エリアで番を張る大学の方が、地方に隠れた天才に出会える可能性が高い。

東大とは違う個性

自由の学風

東大と京大の2校が日本の双璧と言われることも多いが、どちらが1位でどちらが2位かはハッキリしている。関係者の肌感覚によると、入試時よりも卒業・就職時にそれを実感することが多いようだ(外資など超一流企業の領域で)。

とはいえ、研究分野によっては東大に優るところもあり、例えばノーベル化学賞受賞者数は京大の勝ち。自由な学風も魅力的であり、「空から単位が降ってくる」というパラダイス経済は関西ではあまりにも有名。

意外と東大の方が入学者のローカル率が高く、東大は首都圏だけで58%、京大は近畿圏で51%の学生が入学してくる(ただし首都圏は元々の人口が圧倒的に多いため、ローカル率が高くなるのはある意味当然の話ではあるが)。

京大はその独自性が魅力に映るのか、周辺エリアの中部・北陸地方のみならず関東に対しても多少の求心力を持っている。京大生の関東出身者は15%前後だが、関西No.2の大阪大学でさえも関東から入学してくる人は5%程度しかいないのだ(No.3とは違って知名度自体は全然あるけど)。

あのイメージは正しいのか?

ちなみに「京大は奇人・変人が多い」とよく言われるが、個人的に自分の周りを見ていると確かに否定はし辛いところがあり、実力的にはズバ抜けているが、やっぱりちょっと性格面では変わっている。

それも多様であり、なんだか掴みどころがない人もいれば、プライドが鬼高い人もいれば、一見普通の人なのだが極端に礼儀正し過ぎる人も。もちろん、変わっていない人もいます(笑)。

(参考)医学部について

参考として、難易度的には中堅国公立医学部(旧六医学部など・・・ただし千葉大はもう1ランク上)がこの位置にいる。また、順天堂大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学といった難関私大医学部もこのあたりのレベル。

ちなみに時代によって位置関係は異なっており旧六医学部も偏差値的には東大と肩を並べていた時期もあった。科目数が違うので単純比較は難しいものの、偏差値だけで比較すると東大より難しいではないかと思われるケースも見受けられた(金沢大学医学部の偏差値が、東大理Ⅰ・理Ⅱより高かったなど)。それが今では東大の理Ⅰ・理Ⅱは地帝医学部以上の難易度となり、京大理系(非医)も中堅国立医学部と同等もしくはそれ以上くらいの水準へと難化した。

関係大学群

東京一工
旧帝国大学
指定国立大学法人
難関国立10大学
京阪神

関連ランク

S級大学
 ・S級上位大学
 ・S級下位大学

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