【ご参考】文系の学歴ランキング Ver.2022

コラム
※2023年10月1日 最新版をリリースしました。
【ご参考】文系の学歴ランキング Ver.2023

最初に

  • 主観です。このような大学序列のもとで社会全体が動いている訳ではありません
  • いつもの学歴ランキング(文理合同)とは判断基準が少々変わっております

大学ランク 文系

ランク区分大学
S級上位国立東京
中位国立京都
下位国立一橋
A級上位国立大阪
私立慶應義塾
中位国立神戸 名古屋
私立早稲田
下位国立東北 北海道 九州
B級準A国立横浜国立 東京外国語
お茶の水女子 筑波
公立国際教養
私立上智
上位国立千葉
公立大阪公立 東京都立
私立国際基督教
中位国立岡山 広島
公立名古屋市立
私立同志社 明治 東京理科
青山学院 立教 中央
下位国立金沢 東京学芸 奈良女子
熊本 (防衛大学校)
公立横浜市立 京都府立
神戸市外国語
私立法政 立命館 関西学院
C級上位国立滋賀 小樽商科
埼玉 新潟 信州 静岡
岐阜 三重 長崎
公立兵庫県立
私立学習院 関西 成蹊
中位国立岩手 宇都宮 和歌山
徳島 香川 鹿児島
公立愛知県立
私立津田塾 成城 南山
下位国立秋田 宮城教育 山形 福島
群馬 山梨 富山 福井
愛知教育 京都教育 大阪教育
鳥取 愛媛 山口
公立高崎経済 都留文科
私立東京女子 日本女子 明治学院
西南学院 武蔵 國學院
D級上位国立弘前 奈良教育 高知 島根
福岡教育 佐賀 大分 宮崎
琉球
公立群馬県立女子 静岡県立
滋賀県立 新潟県立 福井県立
県立広島 広島市立
北九州市立 福岡女子
熊本県立
私立獨協 東京都市 日本 東洋
文教 近畿 京都女子
同志社女子
立命館アジア太平洋
中位公立岩手県立 宮城 山梨県立
奈良県立 福山市立 尾道市立
島根県立 下関市立 高知県立
高知工科 山口県立 福岡県立
宮崎公立 長崎県立
私立駒澤 専修 東京経済
二松学舎 学習院女子
昭和女子 共立女子 千葉工業
神奈川 愛知 名城 中京
京都産業 龍谷 関西外国語
大阪工業 甲南 武庫川女子
神戸女学院 福岡
下位公立釧路公立 青森公立
公立諏訪東京理科 長野
福知山公立 公立鳥取環境
名桜
私立北海学園 金沢工業
神田外語 玉川 立正
聖心女子 大妻女子 清泉女子
愛知淑徳 愛知工業
京都外国語 佛教 大阪経済
神戸女子
ノートルダム清心女子
E級私立北星学園 東北学院
新潟国際情報
金沢星稜 大東文化 東海
亜細亜 帝京 国士舘 武蔵野
拓殖 産業能率 東京家政
跡見学園女子 実践女子
白百合女子 関東学院
フェリス女学院 千葉商科
愛知学院 名古屋外国語
名古屋学芸 椙山女学園
金城学院 岐阜聖徳 摂南
神戸学院 追手門学院
桃山学院 四天王寺
広島修道 広島工業 安田女子
松山 福岡工業
F級私立Fランク大学
その他短期大学
専門学校
高等学校
義務教育

※芸術関係等の学部は除く
※()で記した大学校は、参考掲載
※2022年10月時点のランキング表です
※上記はあくまで目安であり個人の一意見に過ぎず、学部・学科・専攻・研究室・地域・年度、そして誰が・どの会社が評価するかなど、様々な条件によりランキング・序列は前後し得ます(ケンカ腰にならないでください)
※ましてや、大学関係者の人間としての優劣や、教育・研究機関としての価値を付けるものでもありません

コメント

根拠もクソもないものですが

当サイト本チャンの学歴ランキングは文系・理系合同となっているが、「学歴」については単なる学力の証明という視点のみならず、それを大学入学後どう活かしていくか、ある大学に所属・卒業することでどのような恩恵を受けられるのかという視点も含めて作成している。

学歴フィルター、採用ターゲット校、理系の学校推薦などが関係する新卒の民間就活において、「学歴」というのは多くの日本人にとって人生の中で最もその威力を発揮する局面だと言えるので、大手企業への就職実績を出口評価として最も重視している。その指標は、大学通信さんが毎年調査・集計されている「有名企業400社実就職率ランキング」が、色々と議論を呼んではいるが、とても使いやすいので、完全な補正には程遠いが、あれこれイジりながら利用させて頂いている。

「文理分けろ」とみんな簡単に言うけどさ

新卒就職というのは、文系・理系はもちろんのこと学部・学科・ゼミ単位ですら同じ大学でも大きく事情が異なったりする。流石に対象を細分化し過ぎると収拾がつかなくなるので、文系・理系単位が良い塩梅だとして、サイト立ち上げ当初は文理それぞれの学歴ランキング作成を試みた。

ところが「有名企業400社実就職率ランキング」は文系・理系合同となった大学単位でまとめられており、文系・理系それぞれの大手企業就職力に関する指標がなかったので残念ながら文理別での作成は早々に諦め、結局、弊サイトの学歴ランキングも大学単位での作成となった。

そのランキング表を軸としながら弊サイトを運営してきているのだが、お陰様で多くの学歴厨お客様にご覧頂けるようになり、その中で文理別ランキングのリクエストも頂いたので、この度、思い切って作成してみることとした。とはいえ先述のとおり出口指標としての確たる根拠はない状態なので(大学HPの就職実績は一応確認したけど)、
「まーこんなもんかなー」
というイメージで並べたものに過ぎないのでご承知おきを。

基準をちょっと変更

いつもの学歴ランキングは入口評価として入試難易度、出口評価として大手企業就職力を2大指標としているが、文系だと特に国立では公務員・教員就職者の比率が35%を越えるので(20年卒)、公務員試験・教員採用試験の実績もより比重を大きめに検討している。

全体感

あまり変わらない?

明らかに文系・理系どちらかの得意分野がハッキリしている大学を除いて、文系理系合同であるいつもの学歴ランキングとベースとしてはさほど大きな変化はないように見えるが、そのランク分けに至る考え方は少々異なっている。国公立大学は理系学部が抜ければ就職力は間違いなく下落するので、それに伴いランクもさらに下がってしまうはずである。

だが先述の通り、この文系の学歴ランキングでは公務員試験実績の要素もより比重を大きくしているので、結果的にだいたいプラマイゼロという結果に落ち着いた。ただ、地方国立大学の中には公務員就職者の比率が高い大学も少なくないため、今回ランクを上げた国立大学がC級クラスにおいて目立っているはずだ。

S級

特に言うことなし。

A級

神戸大学は、当ランク帯における国立大学の中で、出口実績を示すあらゆるデータにおいて大阪大学に次ぐ成績を弾き出していたので、この度「A級中位」の筆頭大学とさせて頂いた。

入れ替わる形で東北大学が一つダウンとなってしまったが、文系でも同学の研究実績は好調であり、同ランクにいる北海道大学九州大学とはまだうっすら壁が残る(北大法学部もなかなかだが)。

B級

「準A」では入試難易度は及ばずながらA級クラスに対抗できる就職力を持つ横浜国立大学を筆頭格とした。他の大学も文系就職においては「地帝」並の扱いを受ける場合もある(たまに)。

「上位」に踏みとどまった千葉大学は民間就職力には課題があるが、その分、公務員試験の方が好調であり入試の必須科目数も多いので「GMARCH」「関関同立」クラスからは抜け出していると判断。東京都立大学は民間就職・公務員試験ともにバランスよく実績を上げており、大学名も元に戻ったことからか人気を徐々に取り戻している印象もあって「上位」に引き上げた。

また、民間就職・公務員試験ともに成果を上げている大学として中央大学も挙げられ、文系は「GMARCH」上位クラスへと格上げした。名古屋市立大学も公務員志向が高いことを踏まえて1つ上の「中位」へ。

その「中位」の筆頭格となるのは岡山大学であり、最近の「有名企業400社実就職率ランキング」では少々成績を落としてしまったが、公務員試験実績の高さは今や全国に名を轟かせている。入学難易度もしては広島大学と並んでいる印象だが、出口実績としてはリードしている模様。

C級

残念ながら新型コロナウイルスによる不況に耐えきれず近年の就職実績が大きく落ち込んでしまったことから、ついに「GMARCH」「関関同立」からC級へと陥落した大学が出てしまった。

ドミノ倒しではないのだが、津田塾大学については偏差値が下落の一途を辿っており、イメージの良さや就職力は健在ではあるものの、ここで一つダウンとなった。

地方国立大学は民間就職としてはどうしても大都市圏の私立大学には歯が立たないものの、公務員試験で実績を上げている大学は軒並み格上げしている。中でも元々D級に位置していた「STARS」の鳥取大学秋田大学については大学群としての位置づけから解き放ち、C級へと昇格している(秋田大学の国際資源学部の就職力は評判らしい)。

C級で筆頭格になるのは滋賀大学小樽商科大学であり、難易度としては地方国立レベルを抜け出しているとは言い難いが、社会科学系統の大学らしくその就職力はB級以上の力がありコスパが良い。

D級

国立大学は当ランク帯「上位」までとなる。公立大学は公務員試験の実績も加味しながら調整。私立大学については、一般入試の偏差値は「日東駒専」レベルはあるものの推薦入学の比率があまりに高い大学はランクを調整した。

D級私立大学の筆頭である獨協大学は、入学後に学生を厳格に指導して鍛え上げるという理念が開学以来息づいており、敢えて入口は拡げているところがあるので「C級でもいいのかな」・・・などと考えつつも、就職力はD級水準を抜け出しているとは言えないことから、今回は据え置きとなった。

E級

現時点で文系理系合同ランキングと変更はないが、D級に変更してもいいかなと検討している大学はいくつかある。また、当ランクに挙げ切れていない大学もまだまだあるということは認識している。


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